2009年7月12日日曜日

299:英単語のお勉強方法(おまけ)

水資源分野では、

precipitation

という単語は当たり前のもので、

rainfall

とほぼ同意語で「降雨」を意味して、頻繁に使い、日本人の若手コンサルでも当然知っている。知らなかったら転職しよう。

では、下記は直ぐ理解できるだろうか??

"His precipitate decision to climb the precipitous precipice precipitated his demise."

何だか謎解きだが、この1文だけで前後のつながりもなく、すんなり理解できれば「合格」である。最後のdemiseが分かないと無理かな?分かれば東大合格もOKだ。英語の点で相当稼げるはず。英語の勉強はきょうからでも止めていい。

ネイティブでも案外すんなり理解できる人は少ないのだから、日本人としてはA++だ。トンカチ土木屋でも経験20年以上はこのくらいは理解したいもんだ。precipitationしか知らないのは、大変失礼だが、専門バカである。

ネイティブのパートナーとの夕食会に会社の幹部と同席したが、精々専門的な会話で20分しか持たない。時間を惜しむような会話の広がりがない。取締や社長になっても会話が20分しか持たないのは単語力ではないが社交術より教養や話題に欠けているのだろう。単語一つでこんだけ広がりがあるのである。もっともっとお勉強しないといけない。トンカチ土木屋の大問題なのである。

英単語は派生語や似たような言葉を関連して覚えることがいい。とは言え興味がないと無理だが。

50代過ぎてもこんなことに毎日「10分」ほど考えているのも愉快だが、いつまで経ても飽きないのが言葉のお勉強だ。

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