2009年7月25日土曜日

320:ペンテコステだった

この数カ月ビルの狭間の中庭でキリスト教の礼拝が毎日行われている。非常に音楽を重視するので気になっていた。黒人の教会はどんな宗派でも音楽が中心だが、昼食の時間のこの礼拝は特にそうである。

どう見てもカトリックではないと思っていたが、今日分かった。

Pentecostal

という宗派であった。プロテスタン系で発祥はアメリカらしい。というのも、昼食から帰って、省のエレベーターホールで聖書を持ったご婦人を見掛けたので、

「あなたも中庭の礼拝に参加してるの?」

と聞いたら宗派のことを教えてくれた。あなたも参加する?、と聞かれたのだ。

彼女の行き先を確認すると大臣室だった。なるほど大臣秘書であったか。これも後で小生の秘書に確認した。

さて、何が言いたいかだが、

まず、ペンテコステはギリシャ語で50を意味する。聖霊降臨はキリスト教徒にとって重要だが、イースターから50日目に聖霊降臨がある。そんなことを言ってもキリスト教徒以外には関係ないか。

重要なのは秘書との交流である。秘書はボスの行動の「ほぼすべて」を把握している。従って、われらコンサルにとっては各部門の秘書と親しくなることは、重要人物とのアポなし協議やちょっとした情報を入手するためには非常に重要な役割を果たす。そのため海外で秘書に嫌われたらお終いである。

当地では大臣からチーフクラスまで秘書がいる。これらの方々全員とお知り合いになるのに2カ月はかかったか。

しかし、この忍耐強い活動が後に大きく作業効率に影響してくる。秘書同士の関係もあるし。

今は事務次官から以下はほぼアポなしで会える。秘書様方のお陰である。大臣秘書はペンテコステ。さて、どう切り出そうか。当地は大体カトリックであり、副局長も小生がカトリックと知り突然好意的に変わった。

さて、来週月曜のお昼はどうなるであろうか?

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