2009年7月31日金曜日

336:Facebookという媒体

Skypeは2年ほど前から使い始めている。中央アジアに05年に調査した際長年の友人が使っていて日本にいる奥様と電話連絡していた。

なるほど。便利だし安い、しかもSkype同士なら何時間しゃべってもタダである。世界で900万ぐらいは利用しているか。最近は経営の悪化したコンサル会社も導入し国際電話コストの削減を図っているらしい。

笑っちゃうのは、会社でみんなが利用する姿だ。電話局のオペレーターのようにヘッドフォンをつけてやっているのであろう。コンサルが電話局のオペレーターでは不似合いだ。

さて、そのSkypeも便利だがプリペードや電話回線では不自由であろう。やはり無線LANやイントラLANでないと遣りづらい。小生もサウジでは使ったが今は携帯で連絡している。普段はメールだ。

最近はFacebookが流行し、試しに参加した。どこからともなく知り合いの紹介が出てくる。どんなシステムで知り合いなのか分からなかったが徐々に謎が解けてきた。

要するに、メルアドを検索して知り合いを探すシステムが備わっている。なるほど。

知り合いからのお誘いに従順に従ってお友達になった。こちらもアドレスファイルをアップロードして検索すると結構知り合いがFacebookに参加していることが分かった。

特に多いのが、フィリピン、中央アジア、トルコなどで日本人の参加はまだない。世銀や国際機関の職員も利用していることが分かる。

これだけお友達関係が増殖するとプライバシーも危うい。諜報機関の絶好のターゲットにもなり得る。イランではかなり問題化していると聞く。

自分の交友関係があからさまになるので注意が必要かもしれない。単なる友達ならいいが、仕事がらみではちょっと気をつけたいところである。

ただし、人探しには便利かもしれないし、ある意味コンサルの情報収集活動には絶好の道具になり得る。どうするかは言えないが。

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