前回コメント頂いた大先輩(といっても会社は違うが)からのメールにも英語に関する他の事例が紹介されていたので、大兄にはご許可なしでここに記します。いい話だし記録として貴重である。
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商社やコンサルタントの社員で英単語の理解が不足していた例では “Qualification or Reservation” が入札などの”条件” を意味し、Pre-qualification の “qualification” と本来は同じ意味なのですが、和訳すると異なる言葉になることです。相当な方々が前者を”資格”と解釈していました。
他は、”to swear” が四文字の汚い言葉を使うという意味を知らず、”宣誓” と思い込んでいた為、パーティーで爆笑を呼んだこともあります。
道路関係では “metalling” は “砕石舗装” で、英国では当たり前の使い方ですが、日本人はおろかスイス人まで理解できず(・・・というか、辞書を引いても見ない)、とうとう、当方が諦めて “crushed stone paving” か何かに変更したこともあります。
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こうした面白い事例を纏めるとかなりのものになると思う。先人の方々の経験談は宝物である。
できの悪い若輩から追記的なコメントをさせていただくと、
swearは確かに一見真逆の意味があって混乱するが、キリスト教徒からみるとそうでもない。神の名をみだりに使うことが転じて真逆になったと想像できるか。日本語でも手前(てめえ)とか貴様(きさま)とか本来の丁寧語が卑語に変わっちゃったのと似ているかな。
南アからの映画もJesus, God, damn をののしりに使っている場合は音声が途切れます。アクション映画ではあり過ぎで見ていて疲れますが。
昔のことで正確ではないのですが、マークトゥウェインの小説か何かで、
When angry, count four, when very angry, swear.
というのがあり、swearの真逆の意味を知ったことを覚えています。オーヘンリーとか短編は良かったな。
また、dareというのも使い方に二つあり。
Who dares wins. (勇気ある者が勝利する、というイギリス特殊部隊のモット―)
How dare you say! というと、良くもそんなことが言えるな!とちょっと意味が変わってくる。
海外での英語の使い方の失敗例や面白実話を纏めると結構いいかもしれない。ただし、A氏のようなかなり優れた土木屋はそうはいないのである。
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