2009年7月2日木曜日

274:オフィスの静寂

今日は朝から4Fのオフィスに全く人がいない。隣のセクションにはいるのだが。

お昼が過ぎ午後4時になっても誰も現れない。2時過ぎまで会議が続くことがあっても秘書や事務員まで全員がいないことは流石になかった。

同局の隣のセクションの秘書に聞いたところ、チーフのお母さんが昨日亡くなり全員お葬式に参列しているという。小生も偶々オフィスが同セクションにあり、省内3局を対象としているのであるが、連絡が遅れたのであろうか、当方には一切知らせは無かった。遠慮されているのであろうか。

昨年は交通事故で隣のセクションの副局長が部下数人と一緒に亡くなられている。別の省でも突然亡くなられた副局長もおられる。

病気の場合はマラリアであることが多いそうだ。昨日もオフィスがあるセクションの副局長がマラリアで頭がふらつくと嘆いていた。蚊に刺されないで生きるというのは大変なことなのである。

新生児の平均寿命は約50歳である。大体大人でも取りあえず40歳まで生きて一安心という国だそうだ。

アフリカでは保健・衛生の改善が急務なのだ。それしても日本であれば業務上のことを考えれれば誰か一人はオフィスに待機させるのであろうが、アフリカでは業務より大切なことがあるのだ。

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