久しぶりの映画ネタだが、内容でなくて英語の発音について。
イギリス人やアメリカ人の俳優でも両方のアクセントをうまくこなせる人は中々いないと思う。それだけ違うんだなと思う。
今日偶々見た「アンナと王様」ではイギリス人教師役でジュディー・フォスターが出ていた。王様と私のリメイクらしい。
途中からみたのでそれと知らずに見ていた。タイの王様と、「英語のような米語」をジュディーが話しているので混乱していた。物語が進むにつれ「王様と私」のリメイクかなと思ったぐらい、ジュディーの英語はモゴモゴしていて分かりにくい。イギリス人から見ればおかしな英語だと思うし、逆にアメリカ人から見ればまあ良くイギリス人を演じていると感じるであろうか。関西人の標準語のような感じである。まあ王様役が中国人だからいいことにしよう。
やはり、ジュディー・フォスターはFBI訓練生のクラリスの米語がいい。
Siamという昔風の言い方で、昔Air Siamというタイの民間航空会社があったのを思い出した。70年代アメリカに渡った時利用した。帰りが混んでいて乗れない。LAには知り合いがなし。何とか知り合いからLAの日系宗教団体支所を紹介してもらって泊めて頂いた。何日泊めていただいたか思い出せないが、リトル東京の二世カーニバルに連れてってもらったり、ディズニーランドも行ったか。だから多分4,5日はいたのだろうか。2回ほど空港に行きキャンセル待ちして、やっとホノルル経由で帰った。帰るころには皆さんと親しくなり、中にはこっちで暮らしたらとお誘いもあった。あんたなら大丈夫だよ、とそんな感じだったか。
流石に丁重にお断りしてお礼を言って別れれた記憶がある。あれからもう30年以上ぐらいか。「仮に」そのままいたら多少は英語力の進歩があったかもしれない。その代わり日本語がおかしくなっていたかもしれない。実際、パサディナに本社のある環境系の大手コンサル会社に長くおられた日本人の重役さんは既に日本語が殆どたどたどしかったのを覚えている。
脱線の連続だが、イリノイから来ていた日系3世の医者の卵は職を求めてハワイに渡ると言っていた。戦後東に向かった2世の息子が今度は西の果てに向かうのも面白い。
言葉というのはやはり現地滞在で磨かれるものだと、ジュディー・フォスターの「英語」を聞いていて思った。小生のお得意なインド人英語もインドで一度磨いてみたい。
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