2009年7月14日火曜日

303:ホテルの残業もこのへんで

今日は朝から省内の幹部が殆ど世銀との会議で出払っている。一人の副局長は遅れて参加でちょっと雑談した。彼も昔は水文屋で今は出世して水供給局の幹部だ。

彼は中々優秀で、昔は日本のコンサルやゼネコンとも付き合いがあったらしい。局長との繋ぎや情報収集にも手伝ってくれる。多分省内で一番役に立つであろう。聞く耳を持っているし、各地方局とのパイプが太い。局長は切れ者だがちょっとしゃべり過ぎで演説が好きなようで、ひとつ質問すると10分はしゃべる。また質問して10分の講義。先日はこれが1時間半続いた。お陰でrural water supply 101の講義を1回で終了した。これも忍耐だ。シャープなしゃべりでは省内1番らしい。精神分析的に観察すると心の奥底に弱さが見え隠れする。あんまり、「切れ者」だとか「カミソリ何とか」とか言われるのは意外ともろいかもしれない。別の局長はどうみても町内会の会長さんに見えるが、これがなかなかの食わせ物で、これぞというところで好い判断をされるのだ。

今日の省と世銀の会議も長く、8時過ぎから1時半まで5時間半という長丁場だったらしい。AfDBの関係者も出るらしく局長室でばったり。彼も世銀とくっついているから大変だ。世銀のミッションリーダーは日本人の女性でファイナンシャルスペシャリスト。1時半過ぎ長い会議にワシントンから着いてすぐ参加したのだろうが、流石に疲れたお姿をちらと見てしまった。

世銀もAfDBももう今は開発には積極ではない。管理支援中心だが、流石にもうIWRMとは言わないでWRMだけである。01年ごろはこの国でも頻繁に利用されGWPが05年くらいにCIDAと一緒にプロモートしたが内閣承認は降りていない。

既にIWRMのIは取れてしまっているし、IWRMを口にする人は皆無だ。

さて、今回でこのブログも303号。途中不都合なものは消去したので270個ぐらいか。今のホテルの部屋が303号室だから記念すべき回か。

ホテルの照明も足りず、先日ダウンタウンまでタクシーで20ドルかけて買ってきたが、1個3ドルだった。中国製だがまだ何とか使っている。しかしもうこの辺で残業も終了である。

日ごろ残業や休日作業はしない主義だが、海外は致し方ない。プリンターの出番はまだ先だが、日本からのプリンター・インクタンクの到着を心待ちにしている。何とか無事着くといいが。

0 件のコメント: