2009年7月2日木曜日

276:Faith likes potatoes

ザンビア、ジンバブエ、マラウイの3カ国は以前は1つの国であり、それ以前はイギリスの統治下に置かれていた。だからイギリス人の移住者も多くいたらしい。

独立後の紛争などでイギリス人の農民も南アに移住する者もいたようだ。

首記の本はザンビアから南アに移住したスコットランド人農夫が88年に書いた物語らしい。06年には南アで映画化された。

ずっとポテトにこだわりがあり、昨年の国際ポテト年を知ることで取りあえず落ち着いたかと思いきや、最後のワンプッシュがこの映画である。

06年の映画だし、まさかポテトのプロモーション映画ではないだろうが、題名の意味を知りたくて見てしまった。

南アは以前はポテト栽培は不可能といわれていた。主人公のAngus Buchanが本格的にポテトの栽培に着手し広めたらしい。何十年も前の話である。アパルトヘイト終焉前であろう。

映画の最後にこのタイトルの意味が分かるようになっている。ご存知の通り、ジャガイモは地中にあるため収穫してみないと豊作かどうかは分からない。彼がクリスチャンとして深い信仰心を持つまで様々な過程を経ている。単に洗礼を受けたかといううわべの「資格」の問題ではない。

Faith likes potatoes

信仰はポテトと同じように収穫するまで見えない、と言っている。

ポテトに気になっていたこの数カ月は、ポテトのお勉強ではなく信仰を深めよというメッセージであったようだ。神様も時どき粋な計らいをするようだ。まさにprestageである。

この6年間はまさにコンサルの真価が試される修行であったが、やっと50代半ばにして少し光が見えてきた。まだ80歳までは遠い道のりである。

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