2009年7月13日月曜日

301:英語の大御所からのコメント拝領

海外で活躍する土木屋は何もコンサルだけではない。ゼネコン、プラントなど建設業全般で活躍されてきた。そうした活動の詳細はあまり知らない。

偶々イランでお会いした元K建設のA氏は工事契約や監理のみならず英語力の点でも抜群であった。イギリスびいきで小生のアメリカびいきとは真逆であるが、コンサルごときの英語力とは雲泥の差であった。

さて、このA氏から早速precipitationは降雨ではなく降水ですよね、と有難いコメントを頂いた。precipitationを説明すると長くなるのであえて雑駁にrainfallとさせていただいたのだが、確かに降水でもいい。

気象学の観点からprecipitationを論じると結構面倒だが、雪やあられも降水だ。もっと専門的に言うとそれらはfrozen precipitationである。precipitation, snowfall, snow depthが関連するが、水に換算しないと降水量にならない。precipitation gaugeは雨量計、降水計どっちでもいい。

こんな議論をしていると化学屋さんから、

「沈殿」もあるよ!

とコメントがくるかもしれない。

大先輩からいろいろ叱咤激励を頂ける幸せはない。

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