2010年11月23日火曜日

945:水省での雑談

水省での雑談

3時半。雨も上がった。午前中は省に行き、ホテルの置いてある資料を執務室に持って行った。半分だけだが相当重たい。

報告書が出来たのでほっとして力が抜ける。

水供給局でチーフと雑談。彼も次の副局長候補だ。留学から戻ってきたばかりだ。ある案件のことで、進捗の確認。未だ進んでいないように見えた。彼からコメントで、別の案件に水供給局が絡んでいないことに局長が訝しく思っているとのこと。最初から云ってくれよと思う。当地の人は公式会議でものを云わない人が多すぎる。云い過ぎも良くないが、云わないのもね。まあ、いっか、後で調整しよう。

次は、計画局。あるプログラムの進捗を聞く。ひと段落したらしく、ドナーの動きもない。クリスマスが近くなり、皆さん帰国準備か。僕もそうだった。まあ、来年には少し動くだろう。懸案事項も取りあえず片付いた。また来年だ。

水資源局表流水部のチーフと雑談。彼も中々良識がある人で裏情報を適宜入れてくれる。今の副局長は専門性も管理能力もないのでいつも無視だ。局長に聞く方がましだ。コンサルはスパイじゃないが、こうしたチーフのような内通者がいないと意外なところでミスをする。重要な情報提供者である。彼からある別の案件に対する省およびドナーの会議状況も入手。的確な情報だ。別の若手からも聞いたが、全く反対の情報だったので気になっていた。若手は意識的にネガティブな情報を云った可能性が高いと分かった。自分が重要だと見せようと嘘を云ったのだった。チーフから内閣で審議待ちのある重要法案のことも聞いた。こういう大事なことは次官、局長らは話したがらないからチーフに聞くのが一番。それにしてもどんな組織でも同じような人がいるものだ。

ホテルに戻って昼飯。カウチでちょっと昼寝しすぎた。午後はホテルの荷物整理に充てた。食品も残っているが、また来るので明日省に持っていく。雑多なものも一緒だ。

ネットはプリペイド型しかなく不自由だ。このブログもワードで書いている。フライトの確認も別のホテルで終了。ホテル代は既に払い済みだ。タクシーのR君にも出発時間を伝えた。まだ6日も先だけれど。

後3日、関係者と最後のお話をしよう。省4局、水公社、ドナー、NGOなどいろいろだ。

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