2010年11月4日木曜日

894:ホテルのM&E

まだまだ暑い日が続く。風邪を引いたらしく昨日は早く寝て、朝には回復した。今回のアフリカ出張では風邪を引くことがあっても悪化することがなくて幸いしている。寝ることが一番の治療だ。マラリア蚊にも刺されていないのでラッキーだ。知り合いのコンサルはマラリアにかかり、さらに突発性難聴にもなってしまった。

さて、今泊っているホテルも3回目の長期滞在であるが、クレジットカードやドルは駄目で現地貨しか受け付けない。だから定期的に前払いしないと、レセプションで大量の現地貨を数えることになり大変不自由だ。係りの従業員もプロ意識がないので手際が悪い。銀行で得た新札を数千枚数える馬鹿馬鹿しい作業をするから笑ってしまう。銀行で何度も数を確かめていることを留意しないんですね。これまで数が間違ったことはないし。それに数えるのが信じられないくらい遅い。

それでいて、ホテルのコンピューターに入金のデータが数カ月も入れていないという不始末をする。こちらは領収書を持っているのでいいが、いつお客がチェックアウトしてもいいようにするのが常識だが、その常識がない。今日は同じ過ちをレセプションがするので、声を荒げて怒ってしまった。

仕事上、M&Eの支援をしているが、こうした民間のホテルでもこの始末だから、政府機関じゃM&Eのお粗末加減は当たり前だ。過去、現在、将来という時間軸で仕事をしていない。数年前のことでも忘れるし、将来のことは全て未定なんですね。お金も人材も物もないという国では、今を生きることで精一杯なのかもしれない。

こうした文化的、社会的な側面を考慮しないと、開発や管理は成り立たないかもね。

M&EからM&Cという発展もあり得ないし、プロジェクトからプログラムと云う進化もないね。

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