2013年6月16日日曜日

1649:Degradação da exemplo de diplomata

昨日は昼食後階段を下りている途中、何回かくしゃみをした。

突然、肩から提げていたアタッシュケースが落下。まずい、パソコンが入っている。

部屋に帰ってパソコンを開くと無事だった。安心。パソコンが壊れたら一巻の終わりだ。

今使っているアタッシュケースは、これで3代目だ。

1代目は、ドイツ製で89年ごろ購入。2代目は5,6年後か。その頃はハードタイプのドイツ式アタッシュケースがまだ使われていて市場に何種類かあった。3代目は、04年ごろか。2代目が劣化して、同じようなタイプを探したがなかなか見つからない。ネットで石川トランクが2種類生産していた。

その3代目も昨年劣化が激しくなり、ロックと手提げのところを修理して頂き昨日に至っていた。昨日の劣化は、肩がけの時の繋ぎの金具が劣化して外れた。治そうとしても簡単には治らないので、諦めて帰国してから修理してもらうことにした。2つあるロックのダイアルも金具が摩耗して一方のロックが効かない。

恥ずかしいことだが、1代目は劣化したわけでなく、荒木町で飲みすぎて酩酊し朝方気が付いたらビルの非常階段で寝ていたが、アタッシュケースは盗まれていた。あの1代目が最高に良かったのだが、いくら探しても見つからない。実際、このタイプの本物はオットマン社のものだ。歴史があり、お値段は20万円を超える。さすがに貧乏なコンサルには買う余裕がないのだ。

石川トランク社は別の意味で有名で、アルミフレームとベニヤ板で作られ資料などを運ぶ最適なトランクがある。ただし本体が重いので資料を入れると30キロを超えてしまう。10年以上使っていたが、昨今は重い為とローラーの劣化が激しいので、76年以来37年ぶりに旅行用のトランクを購入した。サムソナイトの一番容量があるものだ。今回からの出張で使い始めたがすこぶる機能性がよく、本体が軽くていい。資料を入れなければ20キロぐらいでかなり運べる。

さて、ドイツ式のハードなアタッシュケースは今はあんまり流行っていない。石川トランクも生産中止。似ているダレスタイプも立てて使えるがロック式が少なく、運べる容量が小さく、パソコンを安全に運ぶには向いていない。海外では盗難が心配だから、容量があって安全な縦型ハードタイプのアタッシュケースが好きなのだ。別途、何でもたくさん入る、ソフトなバッグとデーバックも常用している。デーバックはエディーバウアー製。これは容量もあるし、何でも入れられて便利だ。最悪盗まれてもいいものを大量に入れて持っておく。ソフトバックはたためるもので、特に食品を入れる。消費したらカラだから、帰国の時に増えたものを入れて帰る。

今のが壊れると、もう市場には元祖のオットマンしかない(ただし、肩から下げる金具がないのが欠点)。20万円以上を出して買う気にはなかなかなれないが、最終的には買うことも視野に入れている。ただし、日本では買わないで、免税店で買うが、これもフランクフルトで一度見ただけで、ドバイ、シンガポール、香港の免税店も扱っていない。今時、ヨーロッパ経由の出張はない。

こだわりのあるコンサル必需品もどんどん消えていくが、コンサル自身が消えていかないようにしないとね。

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