2013年8月10日土曜日

1763:competição severa de licitação para serviços de consultoria

昨今は、案件も少なくなり、逆に競争は激化し、開発コンサル稼業も楽じゃない。

いつ失業するかも分からない厳しい状況が続いている。他人事ではない。

ちょっと色んな会社の受注状況を見てみよう。こういう分析は営業屋さんのお仕事だが、真面目にやっている会社は全くない。うちもそう。

情報収集分析は僕の本業の一つだし、やってみようと思う。

色んな案件があるが、とりあえずは単独型で。会社というより個人の能力で評価されるので、会社がどれだけ優秀な個人を持っているかが分かる。

A社:商社系のコンサル、海外部門は11年前にできた。部員は数人で入れ替わりが激しい。成長が見られない。

B社:国際機関経験者で構成された比較的新しい会社。すごい経歴がウェブで紹介されている。昔のアイシーネット的だね。目がくらみそう。

C社:水環境専門のコンサルで、クライアントの信頼がある。事前が中心。質実剛健。

D社:従業員一人の会社。

E社:うち。赤門出身のうるさ方が意外と多い。優秀な女性も増えたね。

2013年1月から結果が分かる案件で比較する。

A: 7戦 0勝
B:12戦 1勝
C: 6戦 3勝
D: 7戦 0勝
E: 7戦 4勝
F:14戦 8勝(おまけ1)
G:14戦 7勝(おまけ2)

さてさて、分析。

C社とE社がやっとこさ、商売になっている。勝率は50%から57%。大手コンサルでも40%程度だから小コンサルとしてはいいんじゃない。C社は実務家として優秀な方が多いね。

A社とD社はかなり問題だね。勝てないままに、応札数が多すぎる。もっとプロポの改善を図るべき。焦りがみられるね。

B社:かなり優秀そうな精鋭で構成されているように見えるが、クライアントの評価はあまりにも低いのが分かる。勝率は10%にも満たないのは経営的に苦しくなる。

E社のうちだって、勝てる人はほんのわずかだ。

おまけのF社はどこでしょうか?最大手の日本工営で、勝率はうちと同じで57%。役務も本格狙いでどんどんプロポ出してますね。年配で優秀な方は多いですからね。

では、G社はどこかというと、役務の殿堂のアイシーネット。殿堂でも、勝率は50%。まだまだいろいろ会社はあるけど、この辺で傾向は分かるでしょう。

負けた時は、勝った会社のどなたが応札したかを調べることが重要。


コンサル稼業はこれからますます厳しくなるのは確実。

気を引き締めて、1件1件に誠実に取り組んで、仕事をしましょう。ブログやっている場合じゃないね。

おまけのおまけ

後でちょっと調べたら(簡単に調べる検索方法を発明)下記が分かった。いずれも役務の常連だ。

日本開発サービス: 27戦 9勝
レックス      :  8戦 2勝
コーエイ総研   : 12戦 7勝
グローバリンク  : 12戦10勝
国際開発センター: 15戦 5勝

業界で第1位はグローバリンクでしたね。分析評価のプロ集団ですからね。日本開発サービスも応札する数が尋常じゃないですね。レックスは人が本格に移っていますね。

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