2013年8月8日木曜日

1757:the last drop makes the cup run over, too much of a good thing, less is more

世銀のWSPから戻る。1時間ちょっとの協議。

いつもながら世銀の人との話は面白いね。議論している感じがあるからね。英語力に感謝。

世銀のある方から、貴方の仕事に応札した人を知っているという。その方は2年前まで世銀本部にいたが、その後日本に戻ってコンサルを始めたらしい。

へー、そんなんだ。

今回の業務はかなりの競争があり、他の方は全員プロ中のプロの専門家であり、世銀或いはクライアント側にいた人ばかりだ。

Aさん:地方給水のプロで30年の経験、クライアント側にも数年いた方。
Bさん:世銀にいた方で、行政、組織強化、人材育成のプロ中のプロ。博士号も持ってる。

僕:地方給水衛生及び行政・組織強化・人材育成、いずれも経験は十分あるが、単独ではプロではない。総合的な知見と経験が豊富。

3者を僕なりに評価してみよう。

Aさん:地方給水衛生の経験知見(81点)、行政・組織・人材育成の経験知見(61点)
Bさん:行政・組織・人材育成の経験知見(83点)、地方給水衛生の経験知見(60点)
僕:地方給水衛生の経験知見(72点)、行政・組織・人材育成の経験知見(72点)

Aさんの総合点:142点
Bさんの総合点:143点
僕の総合点:144点

1,2点の僅差で図らずも僕が1位。片方だけの専門家としては、堂々たる経歴をお持ちのお二人には申し訳ないです。

「過ぎたるは及ばざるがごとし」

こういう奇跡もあるんですね。劣等意識からのプロポとプレゼンの周到な準備が功を奏したらしい。

優越感では仕事は回ってこないということですね。実際、あんまり専門家意識が強いと現実とかなり乖離した結論になっちゃうので、僕のような雑種的な人の方が現実に寄り添っているからいいかもね。

ここの職員の人もそうだそうだ、と言ってくれたし。これがありがたいコメントだね。いつものことですが、現地の人からは嫌われない人徳。日本の会社組織では全く評価されない僕でした。

0 件のコメント: