2014年6月20日金曜日

2375:本の要旨へのコメント

田村耕太郎『君は世界を迎え撃つ準備ができているか?』の要旨(コメントあり)

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・英語はマストだ。
「英語ができることなど大した意味はない」という方々に私もそう思うので、
「大したことではないからこそ、やってください」と申し上げたい。(明治のころから変わらぬ考え方だが、一向に状況は変わらない。シンガポールや比国並みになるのはいつのことか?)

・歴史や宗教や哲学などの教養を、長い時代を生き抜いてきた古典から学ぶことを強烈にオススメする。教養は、明日をも見えないと思わせるくらいの激動の時代の松明の役割を果たす。(まあね。)

・世界を見るとき、とても大事なパートナーが必要だ。
それはデータだ。
データでモノを見るとより深い考察ができる。(コンサルの活動にとっては、データは、いのちだね。)

・インドはアフリカ、中東へのゲートウェイだ。
インドは官民を挙げて、アフリカ諸国との経済外交やビジネスを急速に活発化・拡大させている。(この南部アフリカ地域でもそうだね。かなり浸透している。中国人が台頭しているが、インドには敵わないでしょう。)

・私の友人のインド実業家は、祖国を皮肉りながら、こう笑っている。
「世界で最もビジネスで成功するのが難しいのが混沌としたインド。
インドで成功すればアフリカや中東なんて朝飯前。絶対成功できる」(御意。)

・グローバル組織の人事や学歴についてのポイント。

1.世界はあきれるほどの学校名主義。

2.成績が良くて初めて学歴。

3.本当の学歴とは修士号以上のこと。(国際機関もそうだが、意外と実力がない人も多い。特に博士号持っている人とか、日本人ね。)

4.リーダーシップの証明。
仕切り屋が多いグローバルな舞台では、求められるリーダーシップ像はかなり具体的だ。
「企業内で実 際にチームを率いて実績を出した」とか、
「自ら資金や人材を集めて自分のアイデアで起業した」などである。(ですかね?)

ほかにアメリカで最近人気なのは実戦経験のある軍人経験者だ。
アフガニスタンやイラクで部下や仲間とともに作戦を実行し、
銃弾をかいくぐってきた経験は高く評価される。(将校クラスでしょうか?)

・死ぬまで働く時代。
「これからは一生現役の時代が来る。
ライフスタイルが大きく変化する」
(マイケル・ミルケン)(これは大賛成だし、実践中。)

・ミルケンは言う。

1.私たちは死ぬまで自分で稼がなくてはならないのだ。
2.「年だから」なんて自分に限界を設定するような考えが最も危険だ。
3.一生を通じて、新しいことを学び、
常にイノベーションを起こせる人的資本であり続けねば ならない。
4.金融商品よりも、健康や新しい知識にこそ投資すべきだ。(まさにその通り。)

・時代は変わった。
現役のエリート達は「一生現役」の準備を進めている。
世界のエリートは、朝からジムで鍛え、割高な有機食材を買い求め、休暇は大学院の短期コースに学ぶ。(その程度ですか。もっと実質的な活動が望まれる。LinkedIn見ればわかるよ。)

・芸術や音楽やスポーツも重要だ。
ゴルフやテニス、スカッシュや乗馬のように社交の場で使えるスキルはビジネスでも生きる。
審美眼も養える。
パーティで社交ダンスや、ピアノやバイオリンの演奏を即興で披露すれば、
ネットワーキングにつなげられる。(映画の世界だね。実際はどうでしょうか?)

・感性を磨け。
日本人がこれから新興国の人間やテクノロジーに凌駕されないために、もっとも必要なのが感性だ。(同意だが、具体には何?)

・今後日本人は、感性・セ ンスをさらに磨くことだ。
幸い日本は先進国の中でも素晴らしいセンスやデザインに囲まれている。(だから。。。)

・美術館やブランドショップを定期的に覗いたり、優れた建築物を見て歩いたりするのもいい。
センスのいいカフェやレストランに出入りしたり、
何かをデザインする知人や友人に囲まれる機会を増やすことも大切になるだろう。(まあね。曖昧だけど。)

・センスを磨くという意味では、やはりヨーロッパがよい。
ヨーロッパを旅して美術館や建築物やレストラン・カフェを訪れるのもいい。(まあね。)

・人間の脳は予想外の反応や出来事によって最も活性化する。(アウェーでね。ホーム化すると減退。)

・旅行でも短期留学でもいいから外に出てみよう。
国内でも日本人でも多様な職種の人や年齢差がある人たちと交流できる機会をつくろ う。(半年は海外だねえ、コンサルは。)

・直感の精度を上げるには、まず蓄積を増やすことだ。(曖昧な表現だねえ。)

・わたしの知り合いのアメリカ人投資家はこう言い切る。
「今の投資家の多くは投資を数学だと思っているから失敗する。
投資は歴史学なのだ。
歴史を学べば投資は成功する」(まあね。)

また、
「歴史を学べばリーマンショックも欧州危機もノイズ(雑音)にしか過ぎない」
と断言する。(ですか。。。)
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こういう本も要旨だけでいいね。買う必要はない。確認だけで十分。

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