2013年5月30日木曜日

1588:突然張られた中庭の天幕

昨日ホテルに戻るころは、庁舎の中庭には何もなかった。

庁舎の建物は新しく途上国とは思えないほど清潔。全体は正方形で、中庭があり、通路は中庭側にある。こういう建物は西アフリカのガーナでもよく見た。

中庭というオープンスペースがあるゆとりはあるが、庁舎としてはそのスペースがもったいないとも思っていた。

朝出勤すると、中庭に巨大な天幕が張られている。職員に聞いたら、汚職撲滅の会議だそうだ。定期的に行われているらしい。日本だったら、前日には張られていると思うが、この国ではそうはいかない。たぶん、昨日の夜か今日の朝までかかって作業した感じだ。

天幕の構造が中庭のスペースにちゃんと合っているので、中庭での多目的会議用としてちゃんと計画設計されていたようだ。納得。

職員らも参加しているのでオフィスはガランとしている。最近の会議は、お茶とか飲み物だけで食事は廃止されたと言っていた。食事目的で会議参加というのはどこでも問題だね。なかなか廃止できないのが通例だが、ここではやってるね。

3階の通路で、喫煙するある方とおしゃべり。白人だが3代前からこの国にいるそうだ。情報省を引退して、今はコンサルとして文書の管理を行っている。UNICEFにもいたらしい。組織における文書管理の重要性を語りあった。こういう生き字引みたいな方との話は本当に為になる。

さて、昼食にでも出かけようかな。中華はまだまだ飽きていないね。

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