2014年2月7日金曜日

2077:小魚を煮るごとし




関西で放送されている「たかじんのそこまで言って委員会」。
 
ネットでのアップロード版を時々見ている。
 
昨日見たのは、戦後の首相の話。中でも大平さんの言葉は気に入ったね。
 
政治は小魚を煮る如し。元々、老子の言葉。
 
「老子第60章
聖人の治
道による政治 無為の治
小魚を煮るごとし」
 
コンサルの仕事は政治じゃないが、途上国の行政システムの改善に係ることが多い。
アフリカでは今回2回目の水行政のガバナンスに係っている。
 
もう10か月になるかねえ。政策アドバイザーだけれど、
中央政府だけを見ているわけではない。
州政府、郡政府までカバーしているし、上から目線だけでもない。
下から目線でも見ている。
 
上から下、下から上というガバナンスのフィードバックメカニズム。
 
ずいぶんこれまで細かな事項までチェックして、やっとここまで来た。
 
既存のもの、システムなどを壊さないで、それらを活かしながら、
ある提案をする発想だ。
 
まさに、小魚を煮るごとし、なんですね。
 
 
 
 
 

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