小林昌平『「ハッタリ」力、人生再起動の教科書』の要旨
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・30歳からでも遅くはない。(50歳過ぎてもそうだよ。)
・白洲次郎がなぜ、アメリカ人相手の交渉に強かったか。
まず彼は徹底的にアメリカ人の弱いところは何かを研究している。
その結論は、アメリカ人はイギリスに弱い、ということだ。(かもね、イギリス英語にアメリカ人は弱いね。劣等感かね。僕もプレゼンでハッタリをかます時はわざとイギリス英語を使う。)
・外交を勉強するにはオックスフォードよりケンブリッジのほうがいい。
外国人でも問題なく勉強できる。
次郎はそこでイギリス貴族社会の教養を身につけていた。(ですか、行ってみたいね。)
・姿を見せないことに効用がある。(コンサルもそうだね。目立ってはいけない。)
・次郎が胸にしまっていたプリンシパルとは、こういうこと。
1.スジを通す。
2.愛で物を言う。
3.我を沈める。
(格好良すぎるけどね。)
・次郎の友人の弟で優秀な官僚であった牛場信彦を、自分の創設した通産省に引っ張る際に、
「オレはお前の兄貴と仲がいいんだから、お前より偉いんだ」
と説得を切り出した。(まさにハッタリ。)
・無欲に見せる。
透明な存在に徹する。(見せる、というところの実態はいかに。)
・白洲次郎は東北電力会長の頃、ふらりと車で現場を訪れ、現場のチーフには、
「とにかく事故を出すな、安全に気をつけろと言っておいて、
一人でランドローバーを運転して去っていく」。(会長がそれじゃ、社員はたまらない。)
現場の人は次郎を、
「まるで谷から吹いてくる風のように爽やかで消えることの早い人だ」
と思った。(時代感があるね。)
・次郎はひとつのプロジェクトが成就すると、いつもその職をさっさと後進に譲っている。(飽きるんでしょうね。良くわかる。)
・パリに留学する娘にルイ・ヴィトンの旅行鞄を持たせ、
「いいものを使えばホテルでの扱いも違うよ」
とアドバイスした。(今は昔だね。)
・「料理を取り分けるときは、それを相手の気がつかないようにやらなければサービスとはいえない」
と娘に教育した。(なるほど。)
・矛盾を抱えた人こそ魅力。
次郎はプリンシプルと無私の人であり、同時にハッタリと策謀の人である。
日テレの役員、東北電力の会長、イギリス人脈、吉田茂とのパイプ、怪しすぎる。(イギリスのスパイとも。。。)
・映画監督であり脚本家の伊丹十三は、凄いレアな取材をする。
膨大な資料と本を読み込んでいる。
映画監督としては膨大な数の映画を観る。
空っぽで吸収する。(いいね。学べるね。)
・ゲーテのいう、
「独創性などというものはない。
世界で一番もの凄い量を勉強した人間が、独創的な仕事をしているだけなのだ」
という言葉と、伊丹のキャリアとは軌を一にしている。(同意。)
・映画監督、黒澤明は言った。
「脚本が素晴らしければ、三流の監督が撮ってもどうにかなるが、
駄目な脚本は一流の監督が撮ってもどうにもならない」(僕も年間かなりの映画を見ているが、脚本こそすべてだね。)
・古典を、むさぶり読め。
黒澤はどのように脚本を書いたのか。
「創造とは記憶である」
という黒澤の発想の源はギリシャ神話、トルストイ、シュエイクスピアなどの古典があった。
実際、
「好きな戯曲や小説を手当たり次第にむさぼり読むと頭のなかがすっきりして、
新たな発想が雲のようにわいてくる」
と語っている。(御意。)
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先人に学ぶことは多いね。59歳でもまだまだ勉強が足りない。
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