2014年5月1日木曜日

2233:また、本の要旨です

今日で、15のワークショップの初回を成功裏のうちに終わる。昨日寝不足のためか、午後は3時間お昼寝。朝からビーフなんで、夕飯は抜く。お腹が出てきたねえ。

さて、首題。今回は僕の専門の情報(インテリジェンス)について。

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谷光太郎『情報敗戦:太平洋戦史に見る組織と情報戦略』要旨。

・トップが情報の価値を知り、情報に執念を燃やさない限り、貴重な良質な情報の入手は困難になる。(なんだよねえ。トップ(団長、所長、社長などが無知という事例はコンサルサービスでも多い。)


・アメリカ海軍のニミッツ提督は戦時中、一貫して情報参謀のレートン中佐を手許に置き,
戦局の節目でレートン情報参謀の情報分析に耳を傾けた。(戦国武将と同じだね)


・アングロサクソンには政治家、外交官、軍人を問わず,
情報を基礎に政策を考えるという思考態度が強い。(確かに)


・公開情報だけで9割は予測可能。(意外と知られていないけどね)


・情報収集作業の第一は公刊資料だ。(同意)


・トルーマン大統領は、
「米国の秘密情報の95%は新聞その他の刊行物に発表されている」といった。(意外とね。読み取れるセンスが大事)


・情報活動の根本は自発的な好奇心である。(うちの奥さんの24の徳性の第1位だね。僕もそうなんですけど、第1位じゃない。第6位ぐらいかな)


・「情報の仕事は教えてもらうのではなく、使命を感じて自分で学び、覚えていくのだ」
(情報参謀 堀栄三少佐)(僕も1981年新入社員の時からそうだった)


・伝聞情報ではなく自分の目で確認せよ。(今も州都に来ているが、来て初めて分かることが多いし、現場百遍だ)


・都合の悪い情報にこそ真実がある。(クライアントは嫌がるんですが)


・情報は自分の力で手に入れよ。(まさしくその通り)


・名将と言われる人々はいずれも情報を重視した。(でしょうね。じゃなきゃ戦国時代を乗り切れない)


・明治の陸軍は非常な努力を払って,清国やロシアの研究に励んで、
豊富な情報量と質の高い情報分析を行っていた。(昭和の軍人さんとは違うね)


・「最も重要な情報は、一般公開されている資料の中にある」(ウイリアム・ドノバン CIA創設者)
(関連性を見つける努力が足りないと見えてこないね)


・イギリスが大英帝国として隆盛を極めた原因の一つに、質の高い情報機関の存在があった。(日本軍はバカだったわけじゃないけど、一枚も二枚も上手だったということだね)


・重要な情報はトップに直接伝える。(トップがアホだとねえ。)

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明日は移動日。日本も連休で仕事関連はメールなし。いつもこの連休時は海外と思っているが、去年は日本だった。丁度、この案件を受注して出張準備していたか。1年は早いもんですね。

連休後の5月11日に成田を出たんだった。

部屋にスプレータイプの蚊取り線香を撒いた。今日は大丈夫かね。

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