2014年5月29日木曜日

2313:州4日、首都3日の日々

1999年から2000年までの何か月はイランのダム工事監理に係っていた。係りたいとも思わなかったが、当時の会社の事情もあり、強引に行かされた。

当時、イギリス人のエンジニアが現場の所長をしていたが、彼曰く、

「君、会社で何か悪いことでもしたの?」

と冗談を言われたほど、悲惨な現場だった。会社から業務命令で行かされたエンジニアも数人その現場の後、会社を辞めている。自分から辞めることないのにね。

僕はクリスチャンなのでどんな悲惨なことでも克服するので、別に会社を辞めたいとも思わなかった。イランはケバブがうまいし、イラン人は結構面白いしね。

嫌いなことと言えば、会社の上司たちね。最悪な精神状態。ある意味、発狂してたね。ご愁傷様という気持ちでクールに接していた。

その現場もいつもいるわけじゃなくて、時々首都テヘランにいる所長の気まぐれで、現場に行かされたり、首都に残され、首都と現場の州を行き来していた。突然の命令でね。いやなもんでしたね。慣れたけど。今でいう、パワハラなんでしょうね。哀れとしか思えませんでしたね。

さて、この1か月は、定期的に、州4日、首都3日の行程を繰り返している。イランとは大違いの状況だ。そもそも飛行機は大好き。3か月で30回乗れる奇跡はない。

州ごとに料理も違い。

第1州:ステーキ
第2州:特になし
第3州:フライドチキン
第4州:淡水魚のグリルかフライ
第5州:エビのグリル

第2州以外は、うまいものばかり。

仕事的にも自分の力量と判断で成果が決まる。それぞれの州で状況も違うしね。これが面白いのだ。

やっぱ、仕事というのは楽しくなくちゃね。

イランの時の所長たちは、今頃どうしているんでしょうね。いい仕事してますか??

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